三重テレビ「ゲンキ!みえ!生き活きリポート」2009年12月6日放送

地域の6つの活動グループが連携し1つの会に!
地区住民の多くが参加して、世代を超えた交流で『生涯現役』の野原村を目指します!

大紀町野原地区。
十年ほど前に廃校となった旧七保第一小学校を拠点に、頑張っているゲンキさんたちがいます!

『野原工房げんき村』のみなさん。
野原村元気づくり協議会は、野原地区内でそれぞれに活動していた6つのグループが連携し、スタート。
メンバーは総勢100名で、野原地区の多くの住民が参加しています。
旧七保第一小学校を活動拠点に、自分の得意分野で活動しつつ、互いに助け合って、生涯現役をめざしています。
そしてその拠点となっているのが、「野原工房げんき村」です。

毎週土曜日には、地元で取れた農産物や食材にこだわった青空市や、特産物の販売、教室を利用した喫茶室もオープン。
地域住民の憩いの場となっています。

お料理担当は『野原の食』グループのお母さんたち。
シカや猪などの害獣を使い、地域の名物料理を作り出しています。

お母さんたちが考案した料理の数々。
一番人気は猪を使った『猪丼』。
また『鹿ちゃんコロッケ』や『元気弁当』も好評です。

これらの料理は学校内の喫茶室でいただくことも可能。
木造の教室でくつろぎながらいただけるとあって、大好評!
また、お弁当やコロッケをわざわざ遠方から買いに来るお客さんも多いとか。
特産品ができれば、お客さんが増え、地域がゲンキに・・・。
目指すは『野原ブランド』だそうです!

ちなみにシカやイノシシを捕獲をしているのも、協議会のメンバーのみなさん。
その肉はバーベキューなどにも使用。
まさに、メンバー全員で力を合わせての活動です。

また『野原工房げんき村』では、体験イベントも開催。
『しめ縄作り』は、新年を前に開催されたイベント。
大人も子どもも一生懸命で、楽しそうです!

他にも『野原工房げんき村』は運動会などのイベントに活用され、地域全体の人たちの集いの場となっています。

世代をこえ、地域がひとつになってゲンキになること。
みんなが一生現役で楽しみながら地域をつくっていくこと。

そのためには小さなグループごとではなく、もっと地域全体で手に手を取り合うことが必要。
6つのグループが連携し『野原工房げんき村』を盛り上げることが、みなさんが考えぬいた地域活性化の姿なのです!